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「アルゲリッチの春の祭典」at「高崎芸術劇場」by下城

「アルゲリッチの春の祭典」at「高崎芸術劇場」by下城

「アルゲリッチの春の祭典」at「高崎芸術劇場」by下城

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マルタ・アルゲリッチが高崎で演奏した。
これは、まさに奇跡。

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2014年のラ・フォル・ジュルネ・ジャポン「熱狂の日」音楽祭で演奏したときの公式レポートブログではこんな風にその感激を表現しています。

「な、な、な、な、何と!LFJにマルタ・アルゲリッチ様が登場!本当に来ましたアルゲリッチ!本当に弾きましたアルゲリッチ!本物です、間違いなく本物ですアルゲリッチ!!!ギドン・クレーメル様もご一緒です!!!!」(公式レポートブログより引用)

高崎芸術劇場の座席数は2000ですが、LFJは東京国際フォーラム、ホールAで開催され、座席数は5000です。
座席数5000の東京国際フォーラムでさえ、アルゲリッチの登場をまるで奇跡のように騒いでいるのですから、群馬にアルゲリッチが来て演奏するなんて、誰も本気では考えられないでしょう。

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「アルゲリッチ 高崎芸術劇場」のキーワードでgoogleで検索してみると、アルゲリッチが高崎で演奏することを「高崎芸術劇場の奇跡」とつづったわたしのブログは、なんと、ヒットした34,700件の内、5番目に出ています。Yahooでも5番目に出ました。
そもそもヒット総数はそれほど多くないとはいえ、検索結果の最初のページに表示されるのはうれしいです。

「アルゲリッチの祭典」ともいうべき、群馬芸術劇場でのすばらしい演奏を思い出しながら「アルゲリッチだからこそ」群馬に来て演奏してくれたんだと思うようになった。

いろいろと考えるとアルゲリッチが群馬へ来て演奏するなんて、絶対無理と結論づけるのが普通の人の普通の考え方。
でも、アルゲリッチの結論は、群馬へ行って演奏するということ。(そう普通ではない)だからわたしにとって彼女は、魅力的な魔女。

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ストラビンスキーの「春の祭典」は、そもそもピアノのために書かれた曲ではなく、オーケストラで演奏されるべきものでした。
フランスで活動するロシアのバレエ団を率いていたディアギレフという人にオーケストラ版にする前に聴いてもらうため、4手ピアノ版を先に完成させていたそうです。
アルゲリッチが群馬芸術劇場で演奏したのは、この4手ピアノ版。
さて、ストラビンスキーがディアギレフに演奏してみせたとき、もう一人、ピアノを弾く人が必要。
なんと、その人は、あのドビュッシーだったそうだ。
ストラビンスキーとドビュッシーがピアノで、どんな風に、「春の祭典」を演奏したのだろう。考えるとぞくぞく、わくわくする。
このとき二人は、バレエ「春の祭典」の初演が、大騒動で大喧嘩を巻き起こし、歴史的な大事件になるなんて思いもしなかっただろう。
でも、「春の祭典」から現代音楽が大きく花開いてゆくことになる。

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「アルゲリッチの春の祭典」は、リズムとメロディーが活き活きと飛び回り、変拍子そのものがメロディーとなり、低音の波の中キラキラと音が輝く。
不協和音が強烈で心地よいこと。(生演奏ではこんなに、強烈に不協和音が響くとは知らなかった)
わたしのたましいは、「アルゲリッチの春の祭典」の演奏中ずっと踊っていた。
相方の酒井茜さんが時々椅子から飛び上がって鍵盤をたたいている。
アルゲリッチのパワーとバランスをとるためには、飛び上がって重力の力を借りる必要があったのだろう。
酒井茜さんも、ほんとうに、このすばらしい一瞬に一瞬に全身全霊をぶっつけている。

そして、「アルゲリッチの春の祭典」は、わたしのたましいを空へ舞い上がらせて終わった。

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酒井茜さんがアルゲリッチとの出会いをこんなふうに語っています。
「アルゲリッチのブリュッセルの邸宅には、常に幾人ものピアニスト仲間が滞在しているそうで、酒井も多くの時間を世界中から集まる音楽家とともにアルゲリッチ家で刺激的な時間を過ごした。そもそも、酒井が初めてアルゲリッチの演奏に触れたのは中学生の頃に偶然手にしたというCD。「プロコフィエフのピアノ協奏曲の3番だったんですが、衝撃でした。大げさじゃなく、それまで聴いてきた音楽は何だったんだ! というくらい違っていて、地球上の人間じゃないという感じだった」と明かす。それ以来、酒井は「彼女の追っかけみたいになっていた(笑)」とのことで、毎年来日する彼女の演奏会に足を運び、顔を覚えられるようになり、「高3の時ですね。突然『弾きたい? あんた』って声を掛けてもらって」以来、交流が始まったという。」
(ぴあ映画生活:ピアニストの酒井茜が映画『アルゲリッチ』について語るより引用)

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わたしがアルゲリッチの演奏と出会ったのは、大学生の頃。
ショパンのピアノ・ソナタ第2番≪葬送≫のレコードだった。(まだCDは世の中にない)
その第4楽章を聴いたとき、アルゲリッチにぞっこん惚れこんでしまった。

わたしがはじめてアルゲリッチの演奏と出会ったレコード