2016年も最終日!大晦日になりました。
毎年感じますが、1年は早いですね~。年々早くなっているように感じます。
みなさんにとって、2016年はどんな年でしたでしょうか。
個人のプライベート的には、息子くんたちの成長を日々実感した1年でした。
さてさて、12年ぶりの申年も終わります。
明日からは12年ぶりの酉年です。
みなさんにとって2017年の酉年が、色とりどりの1年になりますよーに♪
最近は、利根川と谷川岳の方へよく行きます。
赤城山のすそ野を横切る「からっ風街道」が気に入っています。
国道353より一段高いところを走る街道です。
だから、関東平野、秩父の山々、榛名山が遠く下に見えて、まるで空を飛んでいるようです。
そうして、この街道を抜けると関越自動車道の赤城インターです。
でも、高速道路の上は走りません。
高速道路は、なるほど、早くて便利だけど、なんか、つまらない。
それより、利根川、そのそばを走る国道17号線、そして、山側には上越線。
この3点セットがいいです。
昔は、高速道路がなかったので、新潟へ行くには、この道を通るしかなかった。
スキーに行くにも、みんな、この道を通ってた。
だから、その時代、けっこうドライブインが繁盛してた。
今はすっかりなくなって、ドライブインの跡地にポツンとコンビニがあったりします。
そのコンビニからの利根川のながめは、まんざらでもない。
最近、上越線でSLが走るそうだ。なんでもC61だそうで、きっと以前伊勢崎の華蔵寺公園に展示されてたものだ。
あれが、ちゃんと、走るのだから、SLはそういう意味でたいしたものだ。
遠くに谷川岳が見える。この山は、ノミで削ったように鋭く、雪が輝いている。
赤城や榛名とはだいぶ様子が違う。何か神秘的な山の力を感じてしまう。
人を寄せ付けないような、そんな荘厳さのようなもの。だから、登る人がいるのだろう。
わたしは、高所恐怖症なので、ながめるだけでいい。
しばらく行くと、「この先、車の出入り多し、注意」という意味の標識がある。
すると見えてきたのは、「永井食堂」。朝、早いので、まだ開店前。なのに、こんなに人がいる。
どうやら開店待ちらしい。
わたしは「モツ」は苦手なので、いつも素通り。
なんでも、この店は、超有名になっているらしく、群馬へ来たら永井食堂へ寄れと言われているらしい。
そして、帰り道。このロケーションなのに、異様に賑わっている永井食堂を素通りすると、でっかいカレーの看板が目に入った。
「峠の絶品カレー」。
ゲームセンターがくっついていて、食堂に見えなかったので、いままで気が付かなかったようだ。
あのカレーが食べたくなったので、寄ってみることにした。
むかしっからのゲームセンターの音がじゃんじゃん鳴り響くドアをくぐる。
あのカレーを食べた。人なつっこいカレー。350円。ちょうどいい。
ここは、白樺食堂。赤城の白樺純林はうつくしくて、すばらしい。でも、冬は雪に閉ざされる。
どうゆうわけか、ここのお客さんは、食べ終わると「ごちそうさま」と言って出て行く。
自動券売機方式なので、そのまま無言でもいいのに。
「ごちそうさま」。
どうゆうわけか、わたしも「ごちそうさま」をして、店を出た。
峠のカレー、人なつっこいカレー、350円。
白樺食堂、ふしぎな食堂、ごちそうさまがよく似合う、かわった食堂。
なぜだか、「オッケー食堂」という奇妙な歌を思い出していた。