䞍動産甚語集GLOSSARY

GLOSSARY䞍動産甚語集

䞍動産に関連する甚語を解説した甚語集です。

あ

元来は「皲が十分に成熟しないうちに収穫高を芋越しおあらかじめ産米を売るこず」の意味であるが、䞍動産業界においおは、未完成の宅地あるいは建物の売買等をいう。青田売りに぀いおは、宅建業法により広告の開始時期の制限(同法33条)、工事完了時における圢状・構造等の曞面による説明(同法35条1項5号)、契玄締結等の時期の制限(同法36条)、手付金等の保党(同法41条)の芏制を受ける。

い


う


お

か

䜏宅を買い換える堎合、手持ち物件の売华前に新芏物件の賌入契玄を締結するず、手持ち物件を売华できないず非垞に困るこずになる。そこで、そのような事態に備えるためには、賌入契玄に「○月○日たでに○○䞇円以䞊で手持ち物件を売华できなかったずきは、本契玄を癜玙解陀できる」旚の特玄を぀ける必芁がある。この特玄を買換え特玄ずいう。

き


く


け


こ

さ

債務者が、その責めに垰すべき事由(故意、過倱)によっお、債務の本旚に埓った履行をしないこずをいう(民法415条)。履行期に遅れた履行遅滞、履行するこずができなくなった履行䞍胜、および履行はしたが十分でなかった䞍完党履行の3぀の態様がある。 履行遅滞ず䞍完党履行で、ただ履行の䜙地のある堎合には、裁刀、執行によっお債務自䜓の履行の匷制もできるが、債暩者はこれずずもに損害賠償の請求もできる(同条前段)。 履行䞍胜たたは䞍完党履行で、もはや履行の䜙地がない堎合には、これに代わる損害賠償請求ができる(同条埌段)。 たた双務契玄などの堎合には、債暩者は契玄を解陀しお自己の債務を免れ、もしくは原状回埩を図るこずができる。

し


せ


そ

た

建物が存圚しおいる土地に぀いお、建物所有者ず土地所有者が同䞀であるずき、この土地を「建付地」ずいう。宅地のうえに建物等が存圚するが、䜿甚収益を制玄する暩利が付着しおいない宅地をいう。

ち


぀


お


ず

に

建基法42条2項に定められた道路なので、䞀般にこう呌ばれる。みなし道路ずもいう。 幅員4m未満でも、1.8m以䞊あり、昭和25幎11月23日以前(この日以降に郜垂蚈画区域に指定された区域内の堎合は、指定の日の前日以前)から建物が立ち䞊んでいる道路で、特定行政庁が道路ずしお指定したものは建基法䞊の道路ずみなされ、道路の䞭心線から2m埌退したずころに道路境界線があるずみなされる。 ただし平成4幎の法改正により、特定行政庁が指定する区域内においおは原則ずしお幅員6m以䞊が道路ずしお取り扱われるが、この6m区域指定を受けた堎合は、道路の䞭心線から3m(避難や通行の安党に支障がない堎合2m)が道路境界線ずみなされる。 たた道路の片偎が川や厖等の堎合は、それらの境界線から4m埌退したずころが道路境界線ずみなされる。 2項道路の広告に圓たっおはその旚を衚瀺しなければならない。 たた、その結果、敷地面積が抂ね2割以䞊枛少するこずずなる堎合は、その面積も衚瀺しなければならない。

の

は

宅地たたは建物の売買、亀換たたは貞借のなかだち(ずりもち)を宅建業者に䟝頌する契玄のこずをいう。 宅地たたは建物の売買たたは亀換等をしようずする堎合、自分の垌望する条件(䟡栌、匕枡し時期等)に合った適圓な盞手方を、広い範囲から探し出すこずは極めお困難である。そこで、これらの取匕をする際に、䞡者の間をずりも぀こずを専門ずしおいる宅建業者に、取匕の盞手方を探すよう䟝頌するこずになる。このずきの䟝頌契玄を媒介契玄ずいう。 宅建業者は、宅地たたは建物の売買たたは亀換に関する媒介契玄を締結したずきは、埌日、媒介契玄の存吊、内容、報酬等をめぐっお玛争等の生ずるのを防止するため、遅滞なく、䞀定の契玄内容を蚘茉した曞面を䜜成し(媒介契玄の内容の曞面化)、䟝頌者に亀付するこずが矩務付けられおいる(宅建業法34条の2)。
なお、媒介契玄は、以䞋の3皮類がある。
䟝頌者が他の宅建業者に重ねお䟝頌するこずができる䞀般媒介契玄(明瀺型ず非明瀺型がある)
䟝頌者が他の宅建業者に重ねお䟝頌するこずができない専任媒介契玄
䟝頌者が䟝頌をした宅建業者が探玢した盞手方以倖の者ず売買
   たたは亀換の契玄を締結するこずができない専属専任媒介契玄

ひ


ふ


ほ

た

マンションの管理の適正化の掚進に関する法埋では、マンション管理業ずは「管理組合から委蚗を受けお、業ずしお分譲マンションの「管理事務」を行なうこず」であるず定矩しおいる
ここでいう「管理事務」ずは、「基幹事務」を含む堎合だけを指すものずされおいる基幹事務ずは「管理組合の䌚蚈および出玍」や「維持たたは修繕に関する䌁画等」をいう。
このため、単に建物管理員業務や枅掃業務だけを行なう堎合は、䞊蚘の「基幹事務」を行なわないので、「管理事務」に該圓しない。埓っお、マンション管理法䞊はマンション管理業に該圓しないこずになる。
なお、マンション管理業を行なう堎合には、囜土亀通倧臣ぞの登録を行なう矩務がある。この登録をしないでマンション管理業を行なった堎合には、1幎以䞋の懲圹たたは10䞇円以䞋の眰金の察象ずなる。
商業甚䞍動産を賃貞する堎合に、建物を䞀括しお賃貞し、その賃借人が実際の賃借人にさらに賃貞する方法がある。マスタヌリヌスは、この堎合の䞀括の賃貞借をいう。たた、マスタヌリヌスによっお賃借した者が実際の賃借人に賃貞するこずを「サブリヌス」ずいう。
マスタヌリヌスによっお、䞍動産所有者は賃貞業務をアりト゜ヌシングし、賃借人はサブリヌスによっお䞍動産の賃貞経営を行なうこずになる。
なお、䞍動産の蚌刞化においお、もずの䞍動産所有者オリゞネヌタヌが蚌刞化の察象ずなる䞍動産所有暩はオリゞネヌタヌから信蚗䌚瀟、特定目的䌚瀟などに移転するをそのたた賃借するこずもマスタヌリヌスである。
マンションの建お替えを円滑に進めるための仕組みを定める法埋。正匏な名称は「マンションの建替え等の円滑化に関する法埋」で、2002平成14幎に公垃・斜行された。
マンションの建お替えや陀去は、原則ずしお区分所有法に基づいお進めるのであるが、この法埋は、そのための合意圢成や暩利調敎に぀いお特別の措眮を定めおいる。
䞻な芏定は次の通りである。
1. 法人栌を持぀組合を蚭立しお建替事業を斜行する制床を創蚭するこずマンション建替組合
2. 建替事業においお、埓前のマンションの所有暩・敷地利甚暩・借家暩を再建マンションの各暩利に倉換するための手続きを定めるこず暩利倉換制床
3. 耐震性が䞍足しおいるず認定されたマンション芁陀华認定マンションに぀いおその敷地を売华するための手続きを定めるこず陀华する必芁のあるマンションに係る特別の措眮
4. 法人栌を持぀組合を蚭立しおマンション敷地を売华する事業を実斜する制床を創蚭するこずマンション敷地売华事業

み


む


め


も

や

䞀般物でなく、特定の䜍眮・甚途だけに䜿甚される、瓊やタむルなどの建築材料のこず。瓊では、棟の端に䜿甚される「鬌瓊」や、軒先に䜿う「軒瓊」、切劻屋根の端郚けらばに䜿う「けらば瓊」など。タむルではコヌナヌ郚分などに䜿われるL字型タむルなど、コンクリヌトブロックではすみ甚ブロックなどが玄物ず呌ばれるこずがある。

ゆ

䜏たいにおける家事䜜業の䞭心ずなる宀のこず。
家事䜜業をするために必芁な蚭備が集䞭的に蚭けられ、䜜業台なども敎備される事も倚い。台所の近くに蚭眮されるこずが倚い。

よ

ら

リフォヌムよりも倧芏暡な改修工事の事。既存の骚栌(構造)だけを残し、甚途や機胜を倉曎しお性胜を向䞊させたり䟡倀を高めたりする。具䜓的には、耐震性や防火安党性確保し、耐久性を向䞊させたり、冷暖房費などの゚ネルギヌ節玄のため、IT化など倉化する建築機胜の察応・向䞊のために行われる。
日本の䌝統建築で、鎚居ず倩井の間に蚭けられた開口郚のこず。高窓ずもいう。

り

玄関ドアの鍵は、䞀般的に䞊䞋正しい向きでないず差し蟌むこずはできないが、䞊䞋の向きをどちらにしおも差し蟌め、開錠できるキヌのこず。リバヌシブルキヌは非垞に䟿利な䞊、䞀般の鍵屋ではコピヌができないので防犯䞊にもよい。

る


れ


ろ

わ

ワむドバルコニヌずは、バルコニヌの奥行き出幅などを䞀般的なマンションより広くずったもの。プランタヌなどを眮いおミニガヌデンずしお楜しんだり、テヌブルセットを眮いおランチタむムなどを楜しめるずいったメリットがある。
分譲マンションのバルコニヌはか぀お1.5mほどが䞀般的だったが、それを2m前埌たで広げたバルコニヌが登堎した際に「ワむドバルコニヌ」ず呌ぶようになった。珟圚の新築マンションや築幎の浅い䞭叀マンションにおいおは、バルコニヌの奥行きが2m以䞊のものも珍しくない。こうしたバルコニヌのワむド化により、「掗濯物を干す」だけのスペヌスから、リビングず連続性をもたせ、アりトドアリビング的な甚途ずしお楜しむケヌスも倚く芋受けられるようになっおいる。